2021年4月6日 / 最終更新日時 : 2021年4月6日 関口 最近の裁判例 給与ファクタリング取引の有効性について ここ最近、給与ファクタリングという言葉を耳にすることがあると思います。これは、給与支給日前に給与債権を給与ファクタリング業者に譲渡し、譲渡した給与債権の額から一定額を差し引いた額のお金を業者から受け取り、給与支給日に譲 […]
2021年3月30日 / 最終更新日時 : 2021年3月30日 関口 賃貸関係 転貸人の地位を譲渡する場合に転借人の承諾が必要か 収益物件のオーナーチェンジの場合、賃借人の承諾は必要ありません。これは、オーナーチェンジにより賃貸人(所有者)の地位が変更されても、譲受人が従前のとおり賃貸人としての義務を履行でき、賃借人に特段の不利益がないと考えられ […]
2020年11月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月23日 関口 企業・労働関係 名目取締役の責任、不実の取締役登記をされた者の対応等について 取締役は、会社との委任契約に基づき会社の機関として業務執行の意思決定行ったり、取締役会のメンバーとして業務執行の監督を行います。そして、会社、株主、取引先、第三者等に対して責任を負うことになります。取締役とはこうした重 […]
2020年11月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月23日 関口 家事関係 認知症を患っている高齢者の不動産売却に関する契約無効の主張について 悪質な不動産会社が認知能力の衰えた高齢者に不動産売却を持ち掛け、安価な価格で買い受けるというトラブルが多く発生しています。認知症として既に後見開始の審判を受けている場合は、原則として売買契約を取り消すことが可能ですが( […]
2020年11月8日 / 最終更新日時 : 2020年11月8日 関口 企業・労働関係 クレーム、不当要求等に対する対応について クレームというとマイナスな響きがありますが、顧客の正当な意見や要望に対して真摯に対応することは、サービスや商品の改善につながり、企業価値上げることにもつながります。一方、単なる個人の価値観の押し付け等による不当な要求に […]
2020年11月3日 / 最終更新日時 : 2020年11月3日 関口 建築関係 マンションの総会の招集や決議の手続きに瑕疵がある場合の総会決議の効力について マンション関係訴訟において多く見られる訴訟類型のひとつとして、総会決議の効力に関するものがあります。総会の招集や決議に関する手続きは、区分所有法や管理規約の定めに基づいて行われなければならず、これらの手続きに瑕疵がある […]
2020年10月28日 / 最終更新日時 : 2020年10月28日 関口 賃貸関係 期間の定めのある賃貸借契約における借主側からの中途解約(違約金)について 一般的に、居住不動産の賃貸借契約は期間が2年程度、事業用は2年から4年程度のものが多く見られます。そして、中途解約に関しては、居住用は1カ月前、事業用は3ヵ月前に申し入れることを条件とするものが多く見られます。そして、 […]
2020年10月4日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 関口 家事関係 婚姻費用分担審判の申立後に離婚が成立した場合、婚姻費用分担請求権は消滅するか 婚姻費用の分担は、当事者が婚姻関係にあることを前提とすることから、婚姻費用分担の審判の申立後に離婚が成立した場合、婚姻費用分担請求権が消滅するか否かが問題となります。この問題については、離婚成立後は請求権が消滅するとい […]
2020年10月4日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 関口 マンション関係 集合住宅における高圧一括受電方式変更について 高圧一括受電方式とは、マンション等の集合住宅において区分所有者が電力会社と個別に契約をするのではなく、管理組合等が電力会社と高圧電力契約を行い、管理組合等と区分所有者との間で電力供給契約を結ぶ方式のことをいいます。この […]
2020年9月24日 / 最終更新日時 : 2020年9月24日 関口 家事関係 遺言書の有効性について争いがある場合 相続の際、遺言書について紛争が生じる場合があります。遺言書は法律によって形式的要件が定められていますので、その要件を満たしているか、あるいは、偽造されたものであるか、遺言者が遺言書を作成したときに遺言能力があったか、ま […]